「玄人サウナーが気持ちよさそうに水風呂に入っている姿を見て、強靭な心臓の持ち主だと思う」 「そもそも水風呂って意味あるの?サウナだけで気持ちよくない?」 そんな人にこそ読んでほしい記事です。
こんにちは。ミニマリストで登山家、そしてサウナ大好きな すずきんくん です。

なぜサウナに「水風呂」があるのか?
昔から「お風呂のあとに体を冷やすな」と言われてきたのに、サウナではなぜ“わざわざ”冷やすのか?
答えは「熱を体の中に閉じ込めるため」です。
サウナやお風呂に入ると、体が熱を逃がすために毛穴を開きます。
しかし、そのままだとせっかく温まった熱が外へ逃げてしまう。
そこで水風呂に入ることで毛穴をキュッと閉じ、熱を体内に留めるのです。
結果、体の内側はポカポカ、外側はさらり。
これが“本当の温まり”であり、“ととのう”のベースになります。
家のお風呂でも、最後に冷水シャワーを5秒浴びると効果的です。

水風呂が「怖い」と感じるのは普通です
最初はみんな怖い。私もそうでした。
「死ぬほど冷たい」「息が止まる」「心臓が飛び出そう」
——そんな感覚になります。
でも、一歩踏み出した先にある快感は格別。
私も最初は何度も水風呂を避け、倒れかけた経験があります。
けれど、ある日覚悟を決めて“飛び込んで”みたんです。
その瞬間、身体の中で熱がうごめき、頭が真っ白になり、
そして次の瞬間——「きもちいい…!」という多幸感に包まれました。
今では水風呂歴10年。
それでも、入る前はいまだに少し緊張します。
それくらい、毎回が“冒険”なんです。

どのくらい入ればいいのか?「息が冷たくなったら出る」
水風呂の入りすぎはNG。体調を崩す原因になります。
時間で測るよりも、「息が冷たくなった瞬間」が目安。
息が冷たくなった=体内まで冷え、サウナで温まった分をリセットできた証拠。
この「温め」と「冷却」のバランスこそが“ととのい”を作ります。
目安:10〜15秒程度。慣れてきたら30秒前後まで。
水風呂は「気合い」ではなく「儀式」
サウナの本質は、汗をかくことでも我慢することでもありません。
自分の体を“リセット”するための行為です。
その中心にあるのが水風呂。
“気合い”で入るのではなく、“自分を感じるための時間”として楽しみましょう。

まとめ:次は勇気を出して、水風呂に飛び込もう
サウナとは、水風呂に入るためにある。
そう言う人もいます。
次にサウナへ行くときは、ぜひ思い切って入ってみてください。
その一瞬の冷たさのあと、
きっと「人生でいちばん気持ちいい瞬間」が訪れます。


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