ドイツサウナ旅 ととのいの設計思想

サウナ

はじめに|ドイツのサウナ室で感じた「違い」

2025年のゴールデンウィーク。

私はドイツへ向かいました。

今回の旅の目的は明確で、ドイツ各地のサウナ施設を巡ることでした。

現地は半袖で過ごせるほどの気温で、日差しは柔らかく、空気は乾いています。

街を歩くと、タバコの煙と甘い香水が混じったような、いかにもヨーロッパらしい匂いが漂っていました。

ドイツはフィンランドに次ぐサウナ大国であり、アウフグース発祥の国です。

その知識は事前に持っていましたが、実際にサウナ室に足を踏み入れた瞬間、想像していたものとはスケールが違いました。

サウナ室が、とにかく広いのです。

天井が高く、段状のベンチが何段も連なり、一度に何十人も座れる設計。

最初の一歩で、「これは日本の感覚とは別物だ」と直感しました。

すず犬くん
すず犬くん

サウナ室、、、ひろっ!

すずきんくん
すずきんくん

そうだよ。まず空間の作りが全然違うんだよ!

① サウナ室とアウフグースの温度設計

ドイツのサウナ室は、常時高温ではありません。

日本のサウナ室に慣れていると、「あれ、意外と優しいな」と感じる温度です。

しかし、ここで重要なのがアウフグースです。

決まった時間になると、サウナマイスターがサウナ室に入り、熱した石に一気に水をかけます。

蒸気が立ち上り、室内の空気が一瞬で変わります。

音楽が流れ、照明が落とされ、タオルで風が送られる。

アウフギーサーが左右対称に動くこともあり、その動き自体が演出の一部になっています。

普段は抑えめ。ピークは一気に。

このコントラストが、身体への刺激を最大化します。

サウナ室を出た瞬間、心拍数が上がり、視界が少し広がる感覚がありました。

この時点で、すでにととのいへの道が始まっていると感じます。

すず犬くん
すず犬くん

アウフグース、イベントみたいだね!

すずきんくん
すずきんくん

うん。ドイツでは主役級の存在だよ!

② サウナ施設が広すぎるという贅沢な悩み

ドイツのサウナ施設では、選択肢がとにかく多いです。

一つの施設に10前後のサウナ室があるのは当たり前。

テーマや温度、湿度がそれぞれ異なります。

最初は、全部回らなければという気持ちになりました。

しかし、それは明らかに無理です。

途中で気づきました。

「今日はこのサウナ室だけでいい」と決める方が、満足度が高いのです。

また、多くの施設では水風呂がありません。

代わりにプールがあります。

静かに浸かるというより、歩いたり、軽く泳いだりしながら体を冷やします。

この時間が意外と長く、心拍数が自然に落ち着いていきます。

その後、屋外や室内の休憩スペースで横になると、ととのいがゆっくりと深まっていきました。

すず犬くん
すず犬くん

水風呂じゃなくても、ととのうんだね!

すずきんくん
すずきんくん

大事なのは流れなんだよ!

③ 記憶に残ったサウナ施設ランキング

印象に残ったサウナ施設を、ランキング形式で紹介します。

1位 ミネラルテルメ・ベーブリンゲン

有料のサウナガーデンは必須です。

屋外で風を感じながら休憩する時間は、身体が自然にほどけていきました。

2位 バーデンバーデンのカラカラ浴場

サウナ小屋、木の香り、鳥の鳴き声。

サウナ室から休憩までの動線が美しく、ととのいが途切れません。

3位 テルメ・エルディング

20以上のサウナ室を持つ巨大施設。

100人以上収容できるサウナ室でのアウフグースは圧巻でした。

すず犬くん
すず犬くん

どれも一日じゃ足りないね!

すずきんくん
すずきんくん

だから何度でも来たくなるんだよ!

まとめ|ドイツのサウナ室が教えてくれたこと

ドイツのサウナ旅を通して感じたのは、

ととのいは「強さ」ではなく「設計」だということです。

サウナ室の温度。

アウフグースの演出。

水冷と休憩の流れ。

すべてが計算されているからこそ、身体は自然に委ねられます。

この感覚は、日本に戻った今も、確かに残っています。

サウナ室に入る前よりも、入った後の時間を大切にするようになりました。

すず犬くん
すず犬くん

サウナって、奥が深いね!

すずきんくん
すずきんくん

だからやめられないんだよ!

以上、すずきんくんでした。

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