サウナ室は“ただ熱いだけの部屋”ではない
サウナに通い慣れてくると気づくのが、「同じ温度表示なのに、なんで体感が違うの?」ということ。
その答えは、サウナ室のつくりがぜんぶ影響しているからです。
すず犬くん「同じ90℃のサウナでも“熱っ!”ってとこもあれば、意外と優しいとこもあるよね?」
すずきんくん「温度だけで判断するとサウナ選びは失敗するよ〜。構造って奥深いんだ。」
この記事では、サウナ好き・登山好き・ミニマリストに刺さる視点で、「サウナ室のあれこれ」を整理して紹介します。
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〈画像①挿入〉
「サウナ室全体の構造が分かるような、木材の壁・ストーブ・ベンチが写った落ち着いたサウナ室写真」
① 温度・湿度|体感の“熱さ”は数字だけでは語れない
サウナ室の体感を決めるのは温度計の数字だけではありません。
もっと重要なのが 湿度。
同じ90℃でも、
- 湿度が低い → じんわり乾いた熱
- 湿度が高い → 刺すような熱さ
という差が生まれます。
ロウリュのできるフィンランド式は湿度が上がるため、「ガツン」と熱が入ってくるのです。
すず犬くん「90℃でも全然いけるとこあるけど、70℃で苦しいとこもあるね!」
すずきんくん「湿度が高いサウナは温度以上にくるんだよ。数字を信じすぎるとビビるから気をつけて。」

② 素材・高さなどの構造|居心地を左右する“空間デザイン”
サウナ室は素材によって驚くほど熱の伝わり方が変わります。
代表的な素材:
- ヒノキ・スギなどの木材 → 香りがよく柔らかい熱
- レンガ・石材 → 熱持ちがよく、じわっと強い体感
- ケロ(フィンランドの高級木材) → 香り豊かで包まれるような落ち着いた熱
そして、実は ベンチの高さ も重要。
熱は上に溜まるため、同じ部屋でも上下で体感温度は大きく変わります。
すず犬くん「下段って初心者向けって聞くけど、そんなに違うの?」
すずきんくん「ぜんっぜん違うよ。上段は“熱の雲”の中に入る感覚だからね。」
ミニマリスト視点でいえば、「余計な装飾がないサウナは熱そのものに集中できて好き」という人も多いはず。

③ ストーブ|サウナの“心臓”を知ると世界が広がる
サウナ室のキャラクターを決めるのがストーブ。
主な種類は以下の通りです。
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電気ストーブ(一般的)
温度管理が安定し、ほとんどの施設で採用。
湿度の調整もロウリュでコントロールしやすい。
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薪ストーブ(アウトドア・一部施設)
「煙の香り」「包み込む熱」の中毒性が高い。
登山好きにはたまらない“原始の火”感が魅力。
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スモークサウナ(海外・超レア)
薪を長時間いぶしてつくる、伝統的なフィンランド式。
黒く燻された空間は唯一無二。
すず犬くん「薪ストーブってテントサウナとかで見るけど、あれめっちゃ好き!」
すずきんくん「火の揺らぎを見て入ると“ととのう”というより“無”になれるよね。」

まとめ|あなたの“好きなサウナ”は構造で決まる
サウナ室は「熱い部屋」以上の奥深さがあります。
- 温度・湿度
- 素材・構造
- ストーブの種類
これらが組み合わさって、あなたの“ととのい体験”をつくっています。
すず犬くん「今日から室温だけじゃなく、素材とかストーブも見てみる!」
すずきんくん「サウナって知るほど楽しくなるからね。自分好みのサウナを探そう。」


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